抗ウイルス薬・抗菌薬入り塗り薬
抗ウイルス薬・抗菌薬入り塗り薬とは
抗ウイルス薬と抗菌薬入り塗り薬とでは効果が違います。抗ウイルス薬入り塗り薬は、ウイルスの増殖を止める働きがあります。本来は、単純疱疹や帯状疱疹のときに処方されますが、水ぼうそうがひどいときに使用されることもあるようです。抗菌薬入り塗り薬は、内服薬の抗菌薬と同様に細菌をやっつける働きがあります。湿疹をかきこわして化膿したときや、おできができたときなどに使われます。とくにブドウ球菌などが原因のとびひに効果を発揮します。広範囲に症状が出たときは、皮膚から吸収される抗菌薬では不十分なので、内服薬を併用することがあります。
抗ウイルス薬・抗菌薬入り塗り薬使用上の注意点
抗菌薬入り塗り薬は、とくに問題となる副作用はありません。ただし、耐性に気をつけて慎重に使う必要があります。
この薬を使う対象となる病気・症状
抗ウイルス薬入り塗り薬は単純疱疹や帯状疱疹抗菌薬入り塗り薬はとびひのほか、亀頭包皮炎、水いぼ、虫刺され、外耳道炎などで細菌感染を伴っている時によく処方されます。