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芋の種類

2次仕込みに使われている焼酎の原料芋のほとんどは、「コガネセンガン」という品種である。デンプン価が25~30%と高く、甘い香りを出す。この他に焼酎用として「ジョイホワイト」がある。デンプン原料用の品種も焼酎用として使われている。シロユタカ、シロサツマなどがあるが、味・香りが少なく、芋焼酎としてやや物足りない感じになる。一般的には、コガネセンガンよりジョイホワイト、ジョイホワイトよりシロユタカの方がデンプン価は高い。焼酎の香味では、一般的に、コガネセンガンが高く、次ぎにジョイホワイト、シロユタカと続く。以上の他に、アヤムラサキ、ベニサツモ、ベニハヤト、ベニコトブキ、ムラサキサツマイモ、ムラサキマサリなども焼酎用に使われる。焼酎用の原料芋は、鹿児島県では、平成13年度は5万6318tであったが、14年度には6万4900t、15年度は8万2350t(対前年比126.9%)、平成16年度は14万200t(対前年比170%)と大きく伸びた(鹿児島県農政課調べ)。