赤ちゃんの病気に使う薬の辞典について

赤ちゃんの病気に使う薬の辞典では、赤ちゃんによく処方される薬を紹介しております。種類別にどんな薬なのか、使うときの注意点、その薬を使う代表的な病気を紹介しております。 処方された薬を知る事で、大切な赤ちゃんに、より安心して薬を使用する事が出来ます。

抗真菌薬入り塗り薬

抗真菌薬入り塗り薬とは
皮膚カンジダ症による皮膚炎は、カビの一種である真菌の感染によって起こります。真菌を直接殺したり、増殖を抑えてこれらの炎症を治す薬が、抗真菌薬入り塗り薬です。

抗真菌薬入り塗り薬使用上の注意
赤ちゃんの場合、適切なホームケアをしても、湿疹やおむつかぶれがなかなか改善しない時は、真菌が原因の皮膚カンジダ症の可能性があります。真菌性の皮膚炎のときにステロイド薬入り塗り薬を使うと、症状が悪化してしまう恐れがあります。おむつかぶれと皮膚カンジダ症の区別は難しいので、おむつかぶれが長引く時は必ず受診しましょう。反対に、普通の発疹に抗真菌薬入り塗り薬を使うと、刺激が強すぎて症状が悪化することがあります。必ず医師の指示に従って、使用しましょう。

この薬を使う対象となる病気・症状
皮膚カンジダ症