ECBが事前予想通り0.25%の政策金利引き上げを実施したものの、連続利上げへの見方後退でEURが1.17台前半まで反落。クロス円での円売りも継続し、ドル円相場はついに120円台に上昇。120円台乗せ後もドルしっかりの展開。ドル円やクロス円での実需のドル売りや利喰いのドル売りに、ドル高の調整が見込まれるものの、米政策金利引き上げ継続を背景に、ドルは堅調な動きが見込まれる。ドル堅調ながらドル円及びクロス円で部分的にヘッジ進めたい。特にECBと各国政府との対立表面化や連続利上げ見通し後退によりEURの先安感広がっていることから、クロス円での円買いには良いレベル。