為替は、小幅な値動き。事前予想通りFOMC声明文から「緩和的」との文言が削除されたことで当初ドル売りが優勢となったものの、その後値を戻す展開。ドイツの景況感指数が大幅に改善し、ECBによる追加利上げへの期待感が増したことでEURは全般に堅調。
米政策金利引き上げ終了間近でドルの上値が抑制されるのか、利上げ終終了時期への不透明感と絶対的な金利差を背景としたドル高が継続するのか、金融当局者の発言などと併せ注目。
本日公表された日銀短観は、大企業製造業DIが21とほぼ事前予想の範囲にとどまったことで相場への影響は現時点では限定的。