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1ドル200円で日本経済の夜は明ける

1ドル200円で日本経済の夜は明ける
藤巻 健史

定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680 人気ランキング: 228,981位
おすすめ度:
発売日: 2002-01-25
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

   本書は、元外資系投資銀行の支店長であり、連勝のトレーダーとして金融界で世界的に知られている著者が、危機的な日本を救うために「日本経済楽観論」を大前提に書いた日本に対する提言書である。    自ら金融マーケットで為替、金利、株等の動きを予想し勝負する「リスク・テイカー」の景気予想は、エコノミストのそれと比較すると真剣さが格段に違う。本書では21年間そのリスク・テイカーとしてマーケットで実績を残した著者の立場から、日本に対しての真剣勝負の提言と、提言実行のための方策が展開されている。    その著者が提言する政策とは「子供達のためには構造改革、私達のためにはインフレ政策」というものである。これは、構造改革は必要であるが、その実行は痛みを伴うハードランディングになるため、中期的にインフレ政策で持ちこたえようというものである。インフレ政策により、企業業績の悪化、リストラ問題、個人消費低迷、不良債権問題、財政赤字問題、年金問題といった「日本のピンチ」すべてを解決することが可能になるという。    そして著者は、インフレを起こすためには、円安という為替政策を発動して、インフレを誘導することが望ましいと述べている。円安政策についてはさまざまな点で「思い込みと誤解に満ちた円安反対論」が存在するが、日銀と財務省の協調介入により、円安誘導をすることができるのだという。また、本書の後半では、著者の見解を踏まえて「個人投資家は何をどうすればいいのか」と題して、個人投資家や企業経営者が今後注意すべき点を指摘している。    本来、市場経済とは政府やエコノミストが作るものではなくマーケットが作りだすものである。マーケットに携わってきた著者の提言、方策は日本経済の真の市場経済化を示唆したものであり、広く、学生、ビジネスパーソン、個人投資家、企業経営者にすすめたい。(木村昭二)

1ドル200円で日本経済の夜は明ける
私は藤巻さんこそ責任感ある愛国主義者だと思う。アメリカ人と日本人の決定的な違いは、「ネアカとネクラ」。自分が成功することを堅く信じ、成功するまで諦めないことが、幸せになるための鉄則なのである。木村氏の「キャピタル・フライト」は、かつての「日本沈没」、「ノストラダムスの大予言」を彷彿とさせるものがある。「だからどうしたらばいいのか?」という建設的な道筋を示さずに、不安心理を悪戯に煽ったところで誰も幸せにすることはできない。「景気」とは読んで字のごとく「世の中の景色と気分」ではないか。現在のデフレ・スパイラルからいかに抜け出すか? 結果と原因をはっきり区別し(例えば不良債権がなぜ増えつづけるのか?すなわち、不良債権を抱える銀行を非難することは容易いが、これは単なる結果現象に過ぎない。等)諸悪の根源を一刻も早く除去することが必要なのではないか。デフレが止まれば、不良債権は増えなくなる。キャピタル・フライトも止まる。そして何よりも外国人の日本買いが怒涛のごとく押し寄せて来るであろう。本書は日本をこよなく愛する著者による「今の日本にとってベストな政策提言」である。

いつも見てます「藤巻プロパガンダ」
藤巻氏のこの本は本当に面白かった。さすが、実戦経験の長い軍曹の戦記のようだ。個人的にも著者にはプロパガンダを通じ好感を持っています。
しかし、氏の理論は為替の理論から経済を見ているだけなので、一方向からの見方としか言えないのではなかろうか?例えば円安になれば日本の製造業は確かに活性化するであろう。しかし、それは80年代と同じ発想で、輸出が円安のお陰で伸びるからだという発想だ。80年代ならまだしも、今や日本有名ブランドの多くは海外生産であり、14%程度は国内生産ではない(欧米の海外生産率約3割。これくらいまで空洞化するのでしょう。)。まして組み立てだけが日本だったら日本製である。円安のお陰で高い高い部品を買わねばならない。今や、円安イコール製造業の復活と!!は短絡的にはならないのである。
貿易赤字、黒字もよく話題視されるが、海外生産する自国のブランド会社の製品を相手国に輸出を減らせといっても意味がない。平たく言うと、中国脅威論が盛んだが、中国からの大半の輸入品を作っている会はほとんどが日本企業なのです。要するに、国同士の貿易不均衡、赤字、黒字を論じてももう意味がなくなりつつあるのではないでしょうか?
とはいうものの、藤巻氏の指摘どうり日本政府は暗黙のうちに円安政策を今後共にとっていくのでしょう。USドル預金??確実に値上がる元を5年間寝かしたほうが確実では?

ユーモラスな筆者の愉快な本
非常に愉快な本である。付録の「フジマキな日々」が、筆者の明るいユーモラスな人柄を生き生きと表しており楽しめる。
筆者は、自分の話はポジション・トークであると明確に言い切る。一方で、でも自分は予想が外れても頭をかけば済むエコノミストではなく、円形脱毛症になるくらいのストレスを感じながら予想し、予想が外れれば自ら損する立場にあるリスクテイカーなのだと説明する。だから単なるポジション・トークだと思わず話を聞いてね、といった形で筆者の自負と茶目っ気が満ちている。
精緻な経済理論を期待する向きには、この本はお勧めできないが、日本経済の現況に対する一つの見方を平易に語った書として十分楽しめる。この本を読んで以来、筆者がHP上で公開している「プロパガンダ」を愛読-するようになった。こちらも合わせて見れば、本書が2倍楽しめる。

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